可愛くってメカニカルなカメラ「SAMOCA 35Ⅲ」がやって来た。
距離計とボトムグリップは後付けです。ボトムグリップは骨董市で買ったバリカンの柄(黒檀)を切って自作したもの。SAMOCA 35Ⅲ は小さいので、これを着けるととてもホールド感が良くなる。
1955年、三栄産業(株)のカメラ。まるでシャターボタンが2つあるように見える。巾が10.5cmしかない可愛いカメラです。
レンズはエズマーとなっている。ライカのエルマーとズマールのミックスのような名前。50mmf3.5
日本製なのにfeet 目盛り。
向かって右のボタンはもちろんシャッターではありません。これを押し込むとシャッターがチャージされ同時に漏斗型のノブが下がることで、後ろに見える突起が押されてフィルムカウンターが1目盛り進むのだ。ちょっと嬉しい機構。
Photopiaフィート距離計を搭載したところ。似合い過ぎかも・・・
ケースも付いてました。ケースの前蓋が取り外せるのは有り難い。
赤穂大石神社にて試写
赤穂浪士が奉られています。参道には四十七士の石像がズラリと列んでいる。この神社の駐車場で毎月15日に大石神社骨董市が開かれる。もちろんこの日も15日でした。
SAMOCA 35Ⅲ はご覧のようにまずまずの写りを見せてくれました。しかしながら、これは私の目の衰えの所為なのですが、数値表示が小さく眼鏡なしでは扱えません。
本殿です。絵馬を見るとみな様々な思いで祈願にやって来ているのが判る。
絵馬・おみくじ、いずれもかなりの量だ。清めの水用の勺にまで願い事を書いて奉納している。
大石内蔵助の銅像。少し逆光気味だったのでフレアがでている。SAMOCA 35Ⅲ に合うフードを見つけなくてはいけない。またしても課題がみつかってしまった。まずは純正から物色?
石像の向こうの駐車場で骨董市が開かれている。
我楽多骨董市ながら花屋も出る。この日は人出も多かった。
我楽多市ならではのぶちまけ投げやりディスプレイ。こういうところからセレクトするのが楽しい。もちろん100円とかだ・・・
骨董市はどうも雰囲気が爺むさいので、この方のようにちょっと派手目の服が良い。丸腰で手ブラというのが私には無い歩き方。私の場合はどうしてもカメラが・・・そして小さな革のリュックが。