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Epson Rangefinder Digital Camera
マイクロフォーサーズカメラに端を発して、デジタルカメラにクラシックレンズを搭載しての着せ替えごっこが大流行り。しかし、このカメラこそが元祖なんです。(2004年に誕生、既に製造は終了している。) しかも、カメラメーカーではないEpson からの発売だった。製造はコシナが参入している。レンズなしでの発売。「レンズはご自由にどうぞ・・」と割り切っている。レンズのマウントはMマウントなので、ライカ・コシナ・ツアイスが使えるしアダプターを介せば LマウントもOKだ。 写真のレンズはコシナの21mmです。LマウントですがアダプターでM変換。角形フードがイカしてると思う。この21mmレンズだと、35mmフィルム換算で32mmの画角が確保出来る。そのためにコシナは換算された画角のビューファインダーを用意してくれている。気が利いているではありませんか。 しかも、左には巻き取りノブまで・・・どうなってるんだ?これには機能があって、様々なファンクションの切り替えに使う。慣れると結構便利。 シャッター速度ダイヤルは従来通りのスタイルでカメラ上部に乗っかってる。しかもISO感度の変更はこれまた従来通りそのシャッターダイヤルを引き上げて行う。いやはや困った(嬉しい!)デジカメだ・・・わたし的にはもはや世界遺産です。 このインジケーターがすごい!クロノグラフだ。 カメラのスイッチを入れると一斉に針が動き出し設定された規程の位置でピタリッと止まる。カメラメーカーにはこんな発想は出来ない。親会社、時計屋の入れ知恵? ここには「ホワイトバランス」「画素数」「撮影可能枚数」「バッテリー残量」が示されている。初めて見た人は思わず声が出る。 さて、液晶画面は・・・? この液晶画面は撮った写真の確認や拡大・消去あるいは機能設定などの時に使う。撮影時は要らない。無意味に画面が汚れるのを嫌って仕舞ってある? そのため、液晶画面は見当たらないしレバーはあるし巻き戻しノブはあるしで、ぱっと見は完全にフィルムカメラだ。もちろんそれも狙いだろう。思いも寄らない所にSDカードが潜んでいる。取説を見ないと判らなかった。 去年の秋に撮った写真 メーカーも楽しんで作った「エプソン R-D1s 」を愛でる! 手持ちのクラシックレンズが楽しめる上にフィルム現像を待たなくても良い・・・これはイケル!と思っていたら、あっという間にブームになってしまった。こうなると、フィルムの存続が心配だ。そして、クラシックカメラのボデーはどうなるんだ・・・レンズばかり値が上がって、ボデーは二束三文?ちょっと嬉しく、ちょっと寂しい。 「ちょい古道具ライフ」からの infomation 「暮らしの古道具店・Second Hand Gallery 」をネット上にOPENしました。 お店にはこちらから USアーミー「男のポーチ」 タスキ掛けOK鉤編みショルダー
by nobrin-7
| 2012-09-06 21:07
| 「カメラ」
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Comments(7)
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katsutnb at 2012-09-07 11:43
おー、良いですね。
発売からこれだけ時間がたっているのに陳腐化しない、不思議なデジカメですね。
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nobrin-7 at 2012-09-07 15:39
カメラメーカーでないところ面白いし、コシナがレンズでしっかりサポートしてるのが商売とは言え、息が合ってて楽しそうだ。コシナがエプソンに仕掛けたのかも・・・たぶんどちらも大して儲からなかったとは思う。でも、良いモノを造ったんだから拍手拍手ですヨ。
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yamauchi-bizen
at 2012-09-08 21:30
x
エプソン R-D1 を持っておられのですか! 発売当時、デザインが気に入り、気にはなったのですがMマウントのカメラも持ってないし、でした。
それに、とても高価(20万くらい)だったと思います。
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nobrin-7 at 2012-09-09 08:06
私のようなカメラオタクでもないのに、このような特殊なカメラをご存知・・流石!
もちろん、中古で5万円落ちくらいのを、10回のリボ払いで買いました。 このカメラは中古市場にも中々出て来ない。好き者の確信犯が買ってるので手放さないのです。
エプソンとコシナの傑作R-D1は、よくぞここまでやったなぁと感心しちゃいますね、特徴的な各ギミックが遊び心満載な上、きちんと的を得ていて、地に足がついてる素晴らしいカメラですよね〜、
カメラボディ、シャッター、レンジファインダーはコシナの技術、デジカメとクロノグラフはセイコーエプソンの技術、うーん素晴らしい!
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nobrin-7 at 2012-09-11 11:53
企業メセナすなわち「企業の社会貢献」でよく企業がアーティストを呼んでコンサートを企画したりしますが、あれは違うと思うのです。
企業は自分の土俵で自分の技術で皆が喜ぶことをして欲しい。このカメラはたぶんボロ儲けしようと思って開発してない。儲からなくても皆が喜び楽しめる製品を出してみよう! これがメセナじゃないのか? 全部の製品をそうするのは無理かも知れないが・・・ でも、 Apple ジョブスさんはやった。 Apple は会社そのものが社会貢献ですヨ。皆をあんなに喜こばしているのですから。 エプソンとコシナは素晴らしいメセナをやったと思います。 ライカのはダメ、あんなバカ高いのは勝手にやってりゃイイんだ! ゴメン・・言い過ぎた?(笑)
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ukeram
at 2012-09-11 20:10
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言い過ぎじゃないです(笑)
ちょっとライカの値付けはいくらなんでも...ですよね、 いやぁ、自分の土俵で自分の技術で、ホントそうですよね!その手の企画に違和感や偽善を感じるのは、そういう事なんですね、
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