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VCメーターはクラシックカメラの外付け露出計。 このようにカメラのホットシューに付けて使用するものですが、結構小振りに出来ているので Pen に載せてもなんとか格好がつく。でも、やっぱり邪魔といえば邪魔。そこで最初これをハンドタイプに改造してみたのです。 純正で紐でぶらさげる金具もあるが、手で持つ以上はある程度のサイズがあった方が扱い易い。 以前に作った手持ち式VCメーター これを首から提げて昔のセレン露出計のようなスタイルで使用する。小さなベロをつまんで引き出し手を放すとケースに納まる。ケースについてる円盤は装飾、間違って革にキズをつけてしまったのでこれで隠した。 腕時計式の第一号 岡山市内のクラシックカメラ店の常連さんが腕時計式に改造したものを見せて下さった。なるほどと感心して私も・・・ということで挑戦したのが以下だ。 時計をばらして底と枠だけにし、フィルムケースの底を貼付ける。VC メーターはシューを外して強力粘着テープで時計に接着。シュー及びシュー受けをつけても良いが飛び出しすぎるのでシンプルにまとめた。 電池交換は粘着テープごと剥がして行う必要があるが、消費電力が僅かなのでめったに交換の必要はない。 改良型・腕時計式VCメーター 裏側に革で当てをして、時計の金属部分が一切腕に触れないようにした。ソフトなフイット感でこれなら長時間でも大丈夫。私の場合、マニュアルカメラでの撮影はカラーリバーサルフィルムがほとんどなのでどうしてもイザという時は VCメーターの厄介になる。 先般、これを腕にしていて骨董市で見知らぬ方に時間を聞かれた。「すんません、今何時かな〜」「ごめんなさい、これ時計じゃないんですよ・・」「ああ、そうかな・・・それ、なんでんねん?」「えっ、判るかな?カメラの露出計です。」「・・・・」で会話は途絶えました。(笑) ASA100が赤で表示されていますが、数値ごとのストッパーがないので勝手に動いてしまうため私がマーカーで塗ったのです。私の常用フィルムはFUJIのPROVIA 100 なので目印です。老眼が進むとこんな対策も・・・ 装着感はずっと良くなりました。これをしていると写真を撮らなくてもあちこち測ってみて、露出の感を養うには良いですよ。そして、ついうっかり自分でも時計と間違って時刻を見てしまうのでした。(笑)
by nobrin-7
| 2013-02-14 21:07
| 修理・再生・創作
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Comments(2)
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by
yamauchi-bizen at 2013-02-15 20:16
ウーム、これはもう立派な病気ですね!
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by
nobrin-7 at 2013-02-15 20:45
ある年齢に達したら、病の一つや二つ抱えてないとカッコつかんでしょ。
朝起きた時、不具合が全部消えていたらそれは死んでいます。 人間、病んでてナンボ・・・ カメ喰ったり川ガニ喰ったりシカ喰ったりシシ喰ったり・・立派な病気です。(笑)
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