何だ?あそこは・・・?
めずらしく早朝に山小屋に向かった。行く手に雲海?が・・・山小屋はこの川を遡って行くので、当然この霧に突入することになる。何だかワクワクするではないか!
現場の手前にある堰で川の真ん中まで行って撮影した。川面から水蒸気が上がり上空の寒気に冷やされ霧になり山裾に雲のように棚引いている。山の形状がこのスポットを生むようだ。
見事な局所的雲海・・・この地域の人にはめずらしくもない風景かも知れない。おそらく時間にして小一時間の限定風景かと思われる。 素晴らしい瞬間だ!道路上はさほど視界は悪くないが、頭上はスッポリと霧に覆われている。
自宅から僅か7~8分でこんな幻想的な風景に出会えるなんて・・・川っぷちに住むことの恩恵は氾濫の危険を差し引いても余り在るものがある。人為ではなし得ないスペクタクルこのインパクト!
実は私は人の手によるつまらないアートが大嫌いなんです。人間のちっぽけな自己顕示欲と小賢しさばかりが目についてちっとも心が解放されない。つまらん!ライトアップも嫌いだ。何が幻想的?漆黒の闇の方がよほど心に染みる。「♪ 木枯らし途絶えて、冴ゆる空より地上に降りしくくすしき光よ、ものみな憩いて静寂の中に・・」人工光はこの真逆にある。
れれれ・・・私が渡る橋の上が!
橋の上だけが雲海? いや〜 今日は本当に色々やってくれる・・・自然が用意した素晴らしいエンターテイメント。
山小屋近辺はさほどでもなかった。ただ空気がしっとり湿っている。今日は床下収納システムの改造にやって来た。午前中で作業は完了の予定。
山小屋からの遠景はさすがに霧の中、シブ柿が見事に実をつけているが小さ過ぎて吊るし柿にもしずらいサイズなので放置している。秋深まるの感ありです。