気温が低く風が強い骨董市
出店者は雨の次に風を嫌う。突風にあおられるからテントは張れない、物に依っては品物も飛ばされる。今日はその上に気温が低い。生活のためと言うより余生を楽しむために出店されている店主も多いので今日は店が少なめだった。しかし客は多く駐車場は満杯でした。
かわいい真っ赤な電気スタンド
僅か30cmのスタンドなのに、構造が大げさで楽しい。エレベーターでの高さ調節、そして二カ所の大き目のネジでの首振り。それらを赤と黒でオシャレにまとめてある。レトロモダンのプロダクト製品。店主に聞けばワンコイン・・・使用目的も閃いたので即 Get。
色や形も気に入ってるが、台座の赤い円盤が厚みの無い鉄板でピシャリと安定させているのがイイ・・・そしてコードに付いた中間スイッチを探さなくて良いように足下に固定出来るのも有り難い。
これは山小屋のデッキに置かれた下駄箱の上にセットして充電式バッテリーで点灯、夜間にデッキの段差あたりを照らすのに使う予定です。バッテリーとセットで何処へでも持ち運べる。使わない時は下駄箱に仕舞えるサイズだ。
先般、二度ばかり夜間に山小屋で「おでんパーティー」をした時にこの必要性を感じていた。その時はLED懐中電灯とオイルランプを使ったが、もう少し安心して足下を照らせる照明の必要性を感じていた。大型のオイルランプは風情はあるが光が拡散する。危険防止の照明なので、このスタンドと併用にしようと思う。偶然だがどちらも真っ赤でお揃いとなったのでした。
電源は充電式バッテリーを使うので消費電力の少ないLED電球に変えた。なんと点灯に必要な消費電力は5.0Wです。それで従来の白熱球よりはるかに長持ちして明るさもこれで40W白熱電球に匹敵します。そして最近はこの暖かい色調のものが開発されています。「ハイテクでスローライフを楽しむ」面白い世の中になりました。
同類のちょい古プロダクト
これらはいづれも我楽多市やリサイクルショップで買ったもの。まるでお互い久しぶりに出会った同窓生のような雰囲気・・・どれも生きています。カメラはフィルムカメラで使い捨てではありません。単焦点なので押せば撮れるという点ではデジカメと変わらないが画像はデジタルではない。以前にこれで撮影したが「何これ!」と驚くほどきれいに撮れ、ある意味ショックでした。ラジオも3局入りました。どれも元気老人・・・
我楽多市でのもう一つの買物
135cmもある樫の棒。この美しい経年美につい手が出てしまった。杖には長過ぎる。若い頃に棒を使った柔軟体操を良くやっていたので、思い出してやってみたが、のっけから全く身体が言うことをきかない。無理すると壊れそう・・・それでも、だまし騙しやって行こうか?とも思っている。
この棒を持って我楽多市を歩いていると、見ず知らずの方から「イイ棒ですね〜」と二人も声を掛けて来られた。男は幾つになっても「棒」と「ナイフ」が好きなのです。
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