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晴天だが風つよし・・・
今回は骨董市での店主と客のやりとりも紹介してみようと思います。 大石神社参道・四十七士の石像がズラリと並ぶ 銀杏や桜の紅葉で秋らしい骨董市 この日の買物 品目は多いが金額は僅か・・・ 山小屋の囲炉裏用の灰掻き・煤竹・ガラスの浮き・ガスコンロのゴトク・藁叩き・ゼンマイロボット・ペンケース・昔のシャーペン・黒柿柄のカッター・肥松の短い筒・ベルトホルダー付き革ケース・バッジ、実に12品目でした。 藁打ちの道具 シンプルなフォルム、使い込みと経年による美しい色艶。正月のしめ飾りはいつも自作しているので、稲藁をこれで叩いてしなやかにしてから作業するとやり易い。 「いい色になってるなァ〜」「平らな部分に小さな飾り物を置いたらエエよ〜」「なるほど、それもそやけど家にはゴザやコモ作りの縦糸張りの棒とか木製の小さな重石なんかも持ってるんや・・」「ほんまかいな?ほんだらこれ、あんたが買うしかないね・・」「俺もそう思うワ!」(笑) 素朴なコケシの様なのは縄をピンと張る重石、同じ機能でも形がそれぞれで面白い。大きな道具はどのように使われるのか判らないが縦糸を張る道具らしい。いずれも、必然から来たフォルムで「面白く作ろう・・」とか変な詮索が入らない合理の形。自然界のものと変わらない美しさがある。だから、側にあっても私の心をザワつかせない。 真鍮の灰掻きとバッジ 同じ店で買った。山小屋の囲炉裏の灰を整えるのに使う。たいして手間の掛っている道具ではないので安いだろうと思ったが少し高めだったので値切るつもりで手にもって店主に交渉に行こうと思ったら、米軍払い下げ品で、ベルトにつける小さなポーチを見つけた。手にすると中にまた同じような小袋がありコンパス(磁石)が入っていた。コンパスは同じ物を私は持っている。でも一番外のケースは魅力的・・・ その両方を持って店主に「このヘラ300円ほどまけられる?」「エエよ、コンパスは書いてある通り6.000円よ・・」「あっ、これは別。この外袋だけもらえないかと・・・」「あっ、そうかな。それは全部で6.000円やから別売りはしない」「そうか、コンパスは同じの持ってるんや。じゃ、ヘラ300円まけてくれはるんやな?」そのとき私の前に常連らしき客が居たので、店主はその人に・・・ 「ちょっと、聞いて!こっちのお客さん催眠術使って買物しはる」(笑) 「ちょっと、催眠術って人聞きの悪い。催眠術掛けてるのはそっちやがな、催眠術でこの店の前を素通り出来なくしてはる。ほんで買う買わないは別として必ず入るんや・・・そやろ、そっちのお客さん?」その常連客らしき人は自分のジャンパーをめくってベルトに付けた革の小さなポシェットを見せて言った「これ、先月ここで買うたんや・・」「ほら見い・・バッチリ催眠術に掛ってはるがな」(笑笑)「判った、もう300円買物するワ・・・この百円バッジ3個もらうワ」「おおきに、200円にしとく・・・」もうまけるなって!切りないがな。(笑笑笑笑) 我楽多市にはインターネットの買物ではあり得ない朗らかな笑顔あふれる時間が流れる。 山小屋で使ってるカセットコンロだが、コーヒー用のポットがゴトクに嵌まり込む。餅焼網など乗せていたがガスの炎で網はすぐに劣化する。これならもう大丈夫だ。我楽多市では予期せぬものに出会う、自分の暮らしに対して幅広く構えてないと見逃す。この出たとこ勝負の出会いが面白い。 ちょっと不細工だが・・・ う道具だがこうして木陰に吊るすと雰囲気がある。 網状の紐が劣化し吊るせなくなった。編んで見ようか?とも思ったが美しくは出来そうもないので放置していた。後継者が見つかったのでこれはガラス球だけにして楽しもう・・・ 煤竹です。古い民家の囲炉裏の部屋の天井に使われていた竹で、煙に燻され煤けて材質の密度も上がっている。これらはお茶の世界で使われる「茶さじ」作りに珍重され物に依っては高値が着くとか。これは一本50円でした。私は茶さじの世界には手を染めていませんが竹で色々作りたい人です。 何に使うか?はこれからとして、取りあえず仕上げて見た。実に美しい! そう、煤竹ってこうなるんです・・・ これは以前に自作したものです。はて、なんでしょう? 小さな爪が足の裏に交互に出て足を運ぶのだが、後ろに転びそうになり、オットットで前に向い、今度はつんのめりそうになり、また後ろにオットット・・・時に転ぶのです。見てる者はハラハラ、やっと立ち歩きを始めた赤ちゃんのような愛らしさ・・・負けた! その昔、「飛べない鳥」という映画がありその予告篇を見た覚えがある。鳥のオモチャの開発の話しだが本当に羽根を羽ばたいて飛ぶオモチャの鳥。何度か飛翔に成功して開発会議でいざプレゼン。ところが本番に弱いのか、飛んだものの地面へ・・・また飛び立ってしばらく飛んで地面へ、今度はなかなか飛び立てない。パタパタ・パタパタ、あれ〜 開発者は大いに落胆して上役の顔を見た。上役は満面の笑み・・「面白い!普通に飛ぶよりずっといいじゃないか!」こんな映画だった。このロボットに出遇ってそのことを思い出した。完全じゃない方が心に響く。 <実は、こんな実体験がある> 大学でデザインの教鞭を取っていた頃の話しだが、別学部(情報工学部)の教授が「コミニュケーションツールとしての縫いぐるみ人形」を研究していた。その名も「うなずき君」、その人形に向かって「・・・だネ?」 とか 「・・・かな?」と言う風に語尾を上げたイントネーションで話しかけると、首を縦に振って「ウン!」と可愛く返事をしてくれる。独り暮らしのお年寄りとかを意識した癒しグッズである。 当時、大学と地域がもっと気軽にかつ密接に触れ合う場を求めて、駅前のビルの一角に「大学のサテライト教室」を設けていた。そこでは会議や研究発表や懇談会などが開かれていた。そのサテライト教室の受け付けにこの「うなずき君」が置かれていた。 何かの集まりが終わり参加者が部屋から三々五々出て来た。恰幅の良い紳士が仲間と談笑しながら出て来て「あっ、これテレビで紹介されてた人形だな・・・やってみよう」「お〜い、アンタがうなずき君か・・?」あれっ返事がないなァ〜「受付ご苦労さん・・ずっと座ってて退屈したか?」おかしいなァ〜「俺ではあかんのか・・?」「うん!」 一同大爆笑! 隣に座っていた受付の女性も椅子から落ちるほど笑い転げた。勿論これは人形にちょっとした不具合が生じたのだろうが、絶妙なタイミングでうなずいたために馬鹿ウケしたのでした。 後日、これの研究者である教授に「正常に動くだけが正解じゃないヨ・・」とこの話しをしたら、工学系の彼には真意が通じなかったか?ムっとして聞き流された。 古いシャープペンシル、cmとincの定規目盛りが刻まれている。芯の出し入れは後ろのネジで行うめずらしいデザイン。芯が入っており出し入れ出来たので一応使えるが、芯を替える方法がイマイチ判らない。店主に聞くと「そんなん知らん・・自由に触ってええから判ったら買うて」と言われた。どうも良く判らんが面白そうなので買った。持ち帰りじっくり研究したら判った。 黒柿の柄の着いたカッターと金属パイプ入りの肥松の短い筒 カッターは「どれでも2.000円」と書かれた箱に黒柿ばかりが10種ほど入っていた。私にはこれが一番黒柿の良さが出てると思い選んだ。お金を払おうとすると「ちょっと待って・・・これ、その箱に入ってたよネ」「そうです・・・と言うかカッターはこの箱しかないがな?」「おかしいな?3.000円のシールが張ってある。このまま2.000円で売ったら父ちゃんに叱られるかも知れん」と携帯を触り出した。そこに父ちゃんが帰って来た。「これ、ここに入ってたんだけど・・?」「ええがな、箱に書いてる通りで・・二言はない!」となつた。「あんた、目ぇ 肥えてはるなァ〜」だって。 肥松の金属パイプ入りの筒は、こうしたボールペンを作る時になんらかの都合で使えなかったものを端材として売っていた。何に使うかは決まってないが美しい肥松でちょっと魅力的なので買ってしまった。その店でも木の軸のボールペンを売っていたが、これは随分以前に別の店で買ったもので、木は屋久杉です。私の勝負ボールペン。いつも鞄に入れて持ち歩き使っている。そうすることで増々きれいになる。太字のペン芯は何度も変えた。 万年筆やペンが二本ピッタリと入るケースを探していた ドンピシャだ!「これはお幾らで・・?」「それはめずらしい物なんで、一筋縄では行きませんヨ・・」廻りの客も一斉に私の手元を見た。「それは500円もするんです!」「え〜っ そんなに〜?俺、持ち合わせあるかなァ〜」(笑)私は小銭入れを開けて「ひょっとしてこの一番大きいコインではないですか?」「そう、財布が軽くなっていいでしょう。」(笑笑笑) 「これって、衆議院と書かれてますネ」「そう、以前に議員バッジも出て来ましたヨ・・・」「へェ〜 その議員バッジ胸に付けて国会行って、ヨッとか言って片手上げたら入れちゃう?」「どうでしょうかねェ〜 顔認証とかあるんちゃう?知らんけど・・・」「やっぱ、顔パス?」(笑) ベルトに着けられる革製の小さなケース。ベルトを通さなくてもかぶせてスナップを留めれば装着出来るタイプだ。 「これ、もらうワ・・・こう言うヌメ革はミンクオイルで仕上げたらいい感じになるョ・・」「そうそう、知ってます。今履いてるこの靴もミンクで仕上げてある。」「うッワ〜 かっこいい!いい色合いになってますネ〜」「俺、こんな靴ばっかりようけ買うてもてヨメに叱られてますネン・・アンタなんかもう、靴にでもなって何処ぞへ行ってまえ!言うて」「ウホッホ・・・」「実はその腰ケースこないだまで私のベルトに着いてたんです。」(笑)「ミンクもいいけど、ドロース知ってはる?」「ドロース?久しぶりで聞く名前ですネ〜 子供の頃に野球のグローブとかに塗ってた・・・」「そうそう、今あれが液体じゃなくペースト状になってて量は多いし安いしミンクと何も変わらへん」「何処に売ってる?」「やっぱスポーツ店ですワ」「良いこと教えてくれはった。」「やっぱ、革はヌメ皮やね・・このスマホケースもヌメ皮ヨ」「お〜 まっさらだ、そこから仕上げが始まる。楽しみやネ」「ところで、買うてくれはったそれ、携帯は無理やで・・・」「判ってるちゃんと宛があるんで・・・」「お客さん、今日はありがとう!」「またまた・・・」 コンデジがピッタリ入りました ★ 店主も客も知ってる人も知らない人も・・なんの分け隔てもない。みんなで言いたいことを言って半日を楽しむ。これが我楽多骨董市です。特に赤穂骨董市は気持ちの開けた人が多い気がする。客どうしも良く出合う人には挨拶と同時に「今日はなに買いはったんや? あ〜あ〜また鉄瓶、奥さんに叱られるワ・・・」「言わんとってんか・・」(笑)
by nobrin-7
| 2017-11-24 07:09
| 我楽多骨董市
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Comments(6)
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セイサン
at 2017-11-24 22:10
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定年退職!暇になったはずなのに、何かとご多忙??
15日、赤穂我楽多市(アホウガラクタイチとも)があるのを すぐ忘れ、ずいぶんご無沙汰!! 近くチャレンジを!
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nobrin-7 at 2017-11-25 07:05
リタイヤ後は「仕事が忙しいから・・」という言い訳が訊かないので、やりたい事が沢山ある人は多忙になる。カミサンもやりたい事が多い人なので、お互い自由行動なのですれ違い夫婦をやってます。「お婆さんは山へ遺物探し&茸採りに・・お爺さんは山小屋で工作を・・」陽が高い内はいつも別行動!
阿呆骨董市? 確かに深く考えると不必要な物を買い込んで帰るのだから阿呆ですが・・・「同じ阿呆なら行かねば損々」と出かけるのです。 しかし、赤穂は倉敷からだとちょっと遠いですネ・・・ 倉敷なら、倉敷芸文館骨董市が年に一回あります。あそこは西洋骨董的な店が多く若者の客もあり華やいでいるが、はっきり言って高過ぎる。ただ、「何でも鑑定団的」な美術品指向でなく、生活雑貨指向なのはうれしい。高いので、迷た挙げ句に諦める冷静さが養われる市です。禁欲市?(笑)
こうして骨董市の戦利品を拝見する度、モノ作りとはなにかを考えてしまうのですが毎回よいものを入手されていますね。
流石は目利き。 催眠術まで使われるとは、驚き桃の木山椒の木にて御座候。 煤竹の値段にもびっくり。 これを使った某社の万年筆なんて、とってもお高いです。 不完全ゆえに、人は物欲と日々戦っているのではないでしょうか? その鳥のおもちゃは欲しいかも。 シャープペンシルですが、もしかして口金から芯を入れるのでしょうか? わたしの持っているパイロットの古いシャープペンシルがそういう方式ですので、そうなんじゃないかなあ、と思いました。 或いはノックボタンを回転させて外す、カランダッシュ方式? 赤穂骨董市、一度訪れてみたいものです。
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nobrin-7 at 2017-11-30 23:44
輪音さんコメントお久しぶり、有り難うございます。
シャープペンシルについて助かりました。 私、強引に全部バラして芯を納めたのですが厄介な上に芯にストッパーが掛らず何度かやり直すうちに旨く行ったのです。 貴男が言われるように口金から差して見たらスンナリ芯も止まってくれました。さすがペンシル(ペン知る?)博士! 赤穂大石神社骨董市はさほど他と変わってはいないですヨ・・こうして記事にすると二束三文のものが意味を持って見えるだけです。でも、二束三文のものをごった煮のように置いている店が多いかも知れない。そうした物に気持ちが入って行かない人には、只々汚いみすぼらしいだけの市です。最初の「この日の買物」をあらためて見て下さい。ほんと、黒柿柄のカッター以外はどう見てもゴミですよ(笑)
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セイサン
at 2017-12-08 21:01
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nobrin-7 at 2017-12-09 07:08
「断捨離」の呪文から抜け出そう!
「断捨離」するなら、人生を捨てた方が早い。人間から道具(物)を奪ったら何も残らない。牙もない毛もない足はのろい木登りも下手で耳も目も知れてる。こんな出来損ないの猿にとって頼りになるのは「道具」と「火」だけ。 その「火」が問題で、「火」さえ使わなければ「文明が環境破壊的にしか存在出来ない」というこの事態からは逃れられたのに・・・ここで人間そのものの存在が問われてしまう。本当に多くの生物に迷惑を掛けて生きている。 捨てたり廃棄するより、大事に使ってさらに美しくして次の人にバトンタッチする方が良いと思う。我楽多市はそのための仕組みです。そこでは新たなCO2は生まないのですから・・・クラシックカメラのマニアはカメラを入手したらお金を掛けて悪い所を直してそれをまた次の世代に渡す。そう、みんなでボランティアをしてるのです。だからあんなに古いカメラが今なお使える。 そのためには、道具は直せるものでなきゃダメ・・・デジタルの致命的欠点は「直すより買った方が得」これです。人々から「愛用」を奪った「消費」しか認めない(部品が無くなるのです)。これは経営者には都合の良いことです。パソコンは壊れてなくても買い替えなくては使用環境に合わなくなる。最初から「断捨離」が組み込まれている恐るべき欠陥商品です。 と言いながらも今それらを使っている。使わざるを得ない・・・人間は高等なのか下等なのか?野生動物は丸腰であんなに美しい!夏物&冬物なんて関係ない・・勝手に抜け替わってる。まさに高等生物です。人間は毛皮を動物から横取りしてもこのシステムは盗めなかった。なんちてです。
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