山小屋でイノシシに遭遇 午前10時頃だった。イノシシは基本的には夜行性だがたまに陽が昇ってからも行動するのがいるらしい。車の運転席からの撮影で2頭いてこちらは小さい方、大きい方はカメラ操作が間に合わず薮に逃げ込んでしまった。
100mほど先で二頭が地面に鼻を付けているのを発見、なだらかな下り坂の前方だったので車のエンジンを止めてニュートラルでゆっくり転がし近づいた。でも気づかれ二頭は逃げ出した。遅れた一頭をかろうじてカメラで捕らえたと言う訳です。それにしても良くぞ撮影出来たと思う。
彼らは何をしていたかと言えば、アスファルトのヒビに草が生え写真のようにそれがどんどん拡大してそこに泥が溜まる。こうした所にはミミズなどが生息するので、イノシシは鼻先で掘り起こし食べていたのです。これは彼らが今しがたまで掘り起こしていた跡です。奥のヒビも掘り起こしている。
山小屋の側溝も泥に埋まるのでイノシシはしっかり掘り起こしており人の頭くらいある石でも側溝から掘り上げています。私はイノシシがやってくれた後をシャベルで仕上げるだけ、泥がフカフカになってるので大変楽です。私は作物を作ってないので被害どころか恩恵を被っています。でもなるべくお目に掛りたくはないものです。(笑)
以前にウリ坊や(イノシシの子供)にも遭いましたが、山小屋を訪ねて来たマタギ(猟師)が「子供をみつけたら親が近くに居るからその場を去ったほうが良い、親は子供を衛るために大胆な行動に出ることがあるから・・・」と忠告してくれました。
「ウリ坊や」はこんなに可愛いのです。汚れを知らない天使のよう。
(写真はGoogleからの拝借写真)