ホットニュースこのBlog 「ちょい古道具ライフ」のカテゴリー<万年筆改造実録>が東京の(株)枻出版社発行の「趣味の文具箱」に掲載されました。
「趣味の文具箱」Vol.10
発行・(株)枻出版社
2008年3月21日発売
定価:1.500円
<掲載ページ・P78>
ある日、コメント欄に掲載打診の文章が・・・
このBlogは本来的に公開ブログですので出版社からのオファー! こんな嬉しいことはありません。インターネットとはまた違うメディアでの発信が期せずして行われるのですから・・・
それにしても、見てる方は見てると言うか・・・インターネットの意味(価値)を初めて実感させられました。今までは「便利」という言葉でしか評価していなかったように思う。
同じ文字メディアですが、雑誌と言うのは新聞とは全く違う受け手が居て、いわゆる確信犯とでも言うか、読み手のモチベーションが違う。新聞は次の日には「新聞紙」となって焼き芋を包んだりされる運命ですが、本や雑誌は人に依ったら一生残ります。新聞も切り抜いて「記事」となるとまた違った運命をたどることがありますが。
掲載は、私のBlogページのカテゴリー「万年筆改造実録」のダイジェスト版で僅か1ページですが、万年筆の現物を出版社に送って写真を撮り、校正&変更のメールのやりとりも幾度か有りました。思えば、この雑誌全体に渡ってそれらの作業が綿密に行われている訳で、この本の美しいページを見るにつけ、その苦労が忍ばれます。
この話があって前号を見て些かひるんだ。掲載されている万年筆が高級ブランド品と特注品ばかり、しかもそれらが第一級のプロのカメラマンにより、めくるめく美しさでページを飾っているではないか。
本当に私の蔵出し品や我楽多骨董市での万年筆が登場して良いのか? と考えてしまったが・・・私のは、欲しいと思っても購入不可能な、この世に一つしかない万年筆なんだ! と自分に言い聞かせて心を落ち着かせたものです。
雑誌社に送ったのは5本ですが、改造万年筆7本を改めて紹介します。
左から2本目まではペン先を現在のパイロットに変更したもの
3本目はキャップの金具にビーズをあしらったもの
(下のオールキャスト写真で確認できます。)
4本目以下は全てボールペンに改造
あらためて、オールキャストを紹介します。古い万年筆なのに美しく輝いていますが、これには訳があります。改造の詳しい内容も含めて、このBlogのカテゴリー
「ちょい古万年筆」「万年筆改造実録」を覗いて頂ければと思います。