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ゾルキー4<ジュピター8・50mmF2>
右は「ゾルキー3・インダスター22 50mmF3.5沈胴」(1954年) いずれも、ライカコピーのロシアカメラ。色々問題を抱えながらも何となく憎めないライカのソックリさん。この二台が揃ってからテストフィルムを入れてあれこれ使い方を習得したり、不具合を発見したりした後。お口直しにと「本家本元のライカM4」を触ってみた。 一言で言えば「絹ごし豆腐」と「もめん豆腐」の違いとでも言うか・・・本家ライカは、上品極まりない滑るような咽ごしの絹ごし豆腐。ゾルキーは一杯飲み屋の「冷や奴」、量があって噛みごたえもある「もめん豆腐」だ。でも、こいつにカツブシを山ほどかけてワシワシ食べるのも悪くない。以下、どんなトッピングをしたかお見せしましょう。 実はカメラでなく、レンズ「ジュピター8」が欲しかった。 「ゾルキー3」を入手したあとに色々ネットでこれらを愛用している先輩たちのコメントを探っているうちに、「ジュピター8 50mmF2」レンズの存在を知るに至り、さらにはこのレンズで撮った作例などを見るにつけ二本目レンズとして照準を合わせている自分がいるのだった。 しかし、レンズ単品ではなかなか良い物に出会わない。しかもオークションでは何故か「本体込み」と「レンズ単品」がさして変わらない値段で取引されている。「本体込み」の物件で、説明と写真で見る限りえらく程度の良い物に出喰わした。ラッキーにも誰も対抗馬があらわれずスタート価格での落札だった。 届いたレンズは完璧でした。鏡胴は自分で思いっきり磨きました。まるでキャノン・Lマウント50mmのようですが、鏡胴はアルミ。磨くと布が黒く変色するので判ります。 金属の器に注がれた清水が表面張力しているような美しさ・・・ロシアもやるもんです。ブラックもあるが、私はシルバーですネ。 レンズがきれいでそれがどうした!撮ってナンボでしょうが・・・の声が聞こえますが。 同じ「ゾルキー4」でも左の写真のようにロゴがローマ字表記のものもあります。わたしは斜めの筆記体のロシア文字のほうが好きです。せっかくのロシアカメラですから。 それから、「ゾルキー3」はファインダー窓と距離計窓に縁取りがありますが、「「ゾルキー4」の方はスッキリ縁なしです。これはそれぞれのカメラスタイルに合っていると思う。 キャップの表面が妙に凝っている。真ん中に製造工場「KMZマーク」が。 シャッターレリーズボタン シャッターボタンの頭が何故かギザギザ・・・こんなカメラは初めて見ます。ここに親指を当てて回すとシャッターのTimeストッパーがかかるらしいが、ちょっと馴染めないのでソフトレリーズボタンを付けることにした。 写真で判るように、他のノブの仕上げもまるでヤスリのようだ。物の本に指が剥けると書いてありオーバーだなと思いましたが、このたびテストフィルムを入れてシャッタースピードをチェックしたり、巻き上げたり、巻き戻したり、何度も試験していたら剥けはしないが本当に指が赤くなり痛かった。 Rの赤文字の入ったレリーズボタンは「EPSON RD1s」を購入した時に付いていたオマケです。この場合はソ連邦USSRの「R」と共産圏の「赤」? これぞシンクロニシティー! ギザギザボタンがツルツルボタンに変身。 HANSA VCメーターを搭載 「ゾルキー4」の軍艦部はだだっ広い。航空母艦? まるでVCメーターを載せて下さいと言わんばかりではないか。私はリバーサルフィルムを使用するので露出は場合によってはシビアな数値が求められる。HANSA VCメーターは大変重宝しています。 HANSA VCメータの表面仕上げとゾルキーの軍艦部の表面仕上げの見た感じが非常に近い。まるで誂えたようにフイットしている。 オシャレでかつ仕事が出来そうなカメラに変身! VCメーターは電池式です。赤と緑が点灯していますが、これはワンポイント露出オーバー気味の値であることを示しています。大変敏感で的確な反応をしてくれるので、手持ち用に改造したものも作って持っています。クラシックカメラファンには有り難い小物で開発者には拍手です。 さらにもう一気張り、Canon角形フードで男気を・・・ 出演は、ゾルキー、HANSA、EPSON、Canon、のコラボレーションでした。 来週の月曜日から「小鹿田焼き」と「有田焼」のツアーに出かける。いよいよ「ゾルキー4」の出番です。いや、「ゾルキー3」か?いやいや「ボルシー22」かも・・・嬉しい悩みです。 追記:私の「ゾルキー4」の不具合 「ゾルキーは何がしか不具合を抱えているのが正しいスタイル。」的なことが「カメラ悪魔の辞典」(田中長徳著)に書いてあったように記憶する。人間も熟年になると持病の一つや二つ抱えてないと・・・的なとこもあるかも。でないと、仲間の病気ばなしに付いて行けないなんて・・・ 私の「ゾルキー4」はフィルムを入れて一枚分を巻き上げにかかると、巻き上げ完了手前で一旦止まる。さらに力を加えるとスコン!と空回り、その後諦めずに巻くと残り少しが巻き上がり完了する。フィルムを入れなければ普通に巻き上がる。 オークションですから、場合に依っては返品話になってもおかしくはないが、何しろ購入前にもっと苦労している数々の「ゾルキー不思議・不具合」の話をネットの書き込みで読んでいたので、「まっ、イッカ!」で済ますことにした。 ある人は、シャッタースピード設定で「ゾルキーの不思議手順」をこれから使う人のために書いておられたが、私のゾルキーはそんなおかしな手順は必要なかった。要するに、その方のゾルキーは明らかに壊れている。でも撮った写真はちゃんとしていて、本人はおおいに気に入っておられたのだ。良くある「我が子はちょっと変わっているが天才かも?」と思っている・・あれです。 My New Blog の紹介 姉妹Blog 「ウフフ・・写真集」はこちらから
by nobrin-7
| 2009-08-22 11:28
| 「カメラ」
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Comments(2)
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masashiw2 at 2009-08-23 14:44
初めまして。ふとしたきっかけでたどり着き、それ以降、ちょいちょい拝見しております。
愛すべきオブジェたちのつぶやきが聞こえるようです。 物撮り、そして文章、周到にしてずいぶんと手間をかけられているのではと思います。 また、お邪魔させてください。
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nobrin-7 at 2009-08-23 17:10
大変嬉しく存じます。
カミサンに「カメラってカメラを撮る道具?」なんて・・・ 今や「愛すべきオブジェたち」に溢れかえり、その内マラソンの折り返し点ではないが、今度は一つずつ手放して行くBlogを書くことになるかも知れません。 また、お暇の時にひやかしてやって下さい。
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