革製たばこケースの使い道
以前に紹介した「革製たばこケース」だが私は20年以上前に煙草は止めている。せっかく買ったこのケース、何か良い使い道はないものか?(桜の皮で出来た煙草ケースの方はガム入れにした。)
やさしいカーブで大変手に馴染みが良い。しっかりとしたステッチに得も言えぬ信頼感がある。どこの国のものかも判らない。レリーフの冠の一番上が模様なのかアルファベットなのか・・・読めそうで読めない。
折りたたみ眼鏡のケースに・・・
全体が六つに折り畳める眼鏡。こんなこと良くぞ考えたものだと感心した。娘たちからの誕生日プレゼントだ。
折り畳まれると複雑な形状になる眼鏡だが、ツルンとしたケースに納まり携帯し易くなった。純正の金属ケースもあるのだがコロンとした形でポケットで落ち着かない。
このように、素材感や仕事の良さに惚れて買い込んだものに、明快な使用目的が浮かんだ時、二度目の充実感を味合う。道具は使えてナンボですから・・・
私が嬉しそうにしていると、カミサン曰く「たかだか800円? アナタって本当に安上がりに出来てるわネ・・」だと。こんなもの何処を探したって二つとは見つからない。欲しけりゃ私から買うしかない・・私が1.000万円だと言ったらこいつは1.000万円。
このような暴言の元に、スタートで800円浪費していることを見事に忘れ去る。これこそが「ちょい古道具道」なのだ。 そう、奥は浅い・・・(笑)