このところ毎年難を逃れていた岡山もついにやられた!
台風の勢力が強く四国も防波堤(四国の方ゴメンナサイ)にならなかった。岡山は倉敷からの上陸、上陸地点は我が家から40kmほど。雨は左程でもなかったが風は強烈でした。倉敷の友人に聞けば台風の目が通ったせいか思った程でもなかったとのこと・・・そう言うもんですかネ〜
我が家の中庭のムクゲの木が根元から折れて、洗濯干場に倒れかかった。
二本あるオリーブの一本が大きく傾いた。オリーブの実を沢山採ろうと枝の剪定をケチったのが仇となった?
台風に備える山小屋
遮光テントは取り外した。鉢植えとかも小屋の中に入れた。問題はテントの道具小屋だが、テントの中を別シートで覆い本体は飛ばされるのを覚悟でそのままにした。飛ばされても周りは林ですから・・・果たしてどこまで持ちこたえるか?
台風一過の山小屋
おっ・・・ちゃんと立っとる!屋根もめくれてないし上出来だ。雨水タンクも飛ばされてない・・・満タンで80kgになってるのだから当たり前だ。小屋の中に入って見たが雨漏りの後も無い。いや嬉しい限りです。厳しい検査に合格した気分だ。
キレイなものです・・・あっ、向こうの道具小屋がない!
このテントは既に数カ所破れており、突っ張りヒモの留め金具も一度ちぎれて作り替えているために、中を別シートで覆ってテントはこのままにして、これで行けるとこまで持ちこたえてもらうつもりだったが。
破壊は想定を越え完全にひっくり返されてしまい中のシートも剥がされた。そこまでやるか・・・のハチャメチャぶり。
テントの「まいった!」の仰向けポーズが笑える・・・
電動工具とかは持ち帰ったが、その他はシートを掛けて難を逃れるつもりが甘かった。ドリルの刃が水没してるではないか。水を切ってオイルに浸けなくては・・・緑色の金属の中にはチョークの粉が入っているのだが、これはもう完全にパーですネ。私はキッチリしてるようでこうなんです。(笑)バケツのセメント道具は濡れてナンボの道具ですから問題ない。
この混乱からテントを分離して立ててみようとした。あちらを立てればこちらが転ける、こちらを起こせば全体がヨタヨタとしゃがんでしまう。まるで、生み落とされた直後のキリンの赤ちゃんのようで、独りで笑った。
破れたテント地を取り払ってみれば、骨組は随所で骨折してる。まるで「現代アート」のよう。このまま台風が作ったモニュメントとして置いとくか?
台風一過の晴天のもと、濡れた道具の天日干しです。遮光テントがないとデッキはこんな具合です。強烈な日差しでとてもBBQどころではない。板が黒いので熱くて素足では歩けない。サハラ砂漠状態だ。
ところで、「サハラ砂漠」は表現がおかしいらしい。「サハラ」は砂漠と言う意味。よって「砂漠砂漠」となるらしい。余談でした・・・(笑)
★ 追加記事
先に水浸しになったドリルの刃の写真を載せたが、持ち帰るやこのように水気を切ってからオイル浸けにした。牡蠣の薫製のオイル浸けなら良いのだが・・・(泣)