最低限の電源確保
山小屋での宿泊等を考えればいざと言う時のための電源が欲しいところだ。しかし、ガソリン発電機はとてつもなくやかましいし、普通の電池はパワー不足の上に放置してるとすぐに使えなくなる。CDラジカセで音楽を聴くだけで単一電池の使用済みがゴロゴロ貯まって来る。(古いラジカセは充電式電池に対応しないものが多い。)この問題を何とかしたい。 ソーラ発電を調べると大掛かりにしない限りパワー不足は否めないし、お天気次第なのも頼りない「明日どうしても満タン状態で必要」この要望に応えるにはやはりバッテリーだろう。
水はポリタンクで運び必要な所で自由に使える。電気もそう出来ないか?家の電気を持ち出し必要な場所で自由に使いたい・・・こんな希望に添う物が世の中にはあったのでした。
もちろん、バッテリーは知ってるが家庭で充電して運び出し、どこででも100Vの器具が即使えるというそんな物があったとは知らなかった。何故か?ネット上に市価の半額で出品されていた。そんな訳で即決してしまった。
大阪のスワロー電機株式会社 バッテリー内蔵インバーター「Zephyr(ゼファー)Z-130」サイズは17cmH22cmW12cmD と小型だ。バッテリーだから小さくても重い。
先に書いたが、その名の通り130W の電気器具まで使える。ヒーター系は無理だが光源や音源は楽勝です。家庭のコンセントで6時間充電すれば満タン。使ったら必ず持ち帰って充電の必要がある。何年も使えば出力は落ちるので、内蔵バッテリーそのものを交換をする必要は出て来るだろうが・・・
テストをしたら100Wの電球を3時間くらい付けっ放してると消えてしまった。そこで写真の簡易変圧機でワット数を落としたら照度は下がるがまた点灯・・・これは当たり前の話だ。なればこの変圧器を常時取り付けMAXで100Wだが60Wとか40Wとかケースバイケースで絞って使えば長持ちするではないか。しかし、世の中LED時代、LEDなら15Wくらいの消費量で電球で言えば60Wくらいの明るさを確保出来る。LEDならつけっ放しでもかなり行けそうだ。CDは遠慮なく大音響で聴けるぞ〜 えっ、スマホで聴け? 私はまだまだガラケイ主義者のイグアナ人間・・(笑)
イサムノグチ氏の提灯照明器具だがこのフロアースタンドタイプはめずらしいと思う。ランプの光では頼りない時にはこのようにバッテリーで点灯する。追加したコントローラーで明るさを20Wくらいに調光したのが左の写真。
昼間のテストだったので窓を「パンチングボードカーテン」で塞いだだけだから、部屋の暗さが十分でない。実際はもう少し部屋全体が暗くなる。
このバッテリーのお陰で電気の来てない小屋にも電灯が灯りました。コンセントを二股にすれば同時にCDも楽しめる。不便と便利の絶妙な融合だ。
私はストイックにスローライフを遂行する気はない。「イイトコ取りでなるべくナチュラル派」と言うずるいスタンスです。