ドリップ or サイフォン 悩ましい問題だ・・・
コーヒーは、豆の種類(ブレンドもある)や煎り具合、挽き具合、そして炒れ方と味を左右する要因が多過ぎる。恐らく「ドリップ」が合う豆と「サイフォン」が合う豆、何てのもありそう・・だから優劣は言えないと思う。
山小屋のキッチンの一角にドリップコーヒーのセッティングをしてみた。人数が多めの時はドリップでポットに溜めてチーズフォンデュ用のアルコールランプを点火して冷めるのを防ぐ。
余談だが・・・琺瑯ポットの蓋のツマミと白い家具の引出しのツマミは同じ物。寝室で使っている家具のツマミを変更したので余っていたものです。野田琺瑯のポットのツマミは当初は黒の硬質ゴムだった。家具のツマミはシャビーな金属でした。シャビー(古くて粗雑な)は我楽多用語で良く使われます。錆び〜?
今日は風がなかったので山小屋のテントデッキで独りサイフォンコーヒーを・・・画面構成上カップを二つ置いた。ソーサーも明るい白木のものに変更。風があるときは屋外ではアルコールランプは使えないが今日は行けそう。
「サイフォン」でコーヒーを炒れる時のこの演出効果は捨て難い。アナログなランプで加熱し、さらにその後に理科の実験のようなアトラクションが待っている・・・これが楽しいのだ。最近入手したZippo のライターでシュッポとランプの火芯に点火し得も言えぬ至福に浸った。
思えば、子供の頃に爺さんがサイフォンでコーヒーを炒れていたのを見てどうして下のお湯が上に登るのか?これはミステリーだったなァ〜 空気が膨張してと言われても幼い子供には理解不能だった。
3年前はここは草木の繁る荒れ地だった。今そこで優雅にサイフォンコーヒーを・・・
思えば、炎天下でデッキの板一枚一枚をビス留めしてたなァ〜 こう言う時間を夢見て頑張ってたのです。
ドリップは何と言っても後処理が簡単、サイフォンは注意を払いながらの片付け&洗浄となる。2〜3人でゆっくりコーヒーを楽しむ時はサイフォンで、大人数ならドリップ・・・わたし的にはこんな分け方です。味はどうやってもセブンイレブンの100円コーヒーに叶わない。あれって、何であんなに香りも味も良いのだろう?正直なところ負けてる・・(笑)
★ 後ろに写っている階段のついた花器は私の焼き物の作品です。もっと大きくて複雑な建物風花器も作り、沢山列べて町並みを作って楽しんでいた。でも、一つ一つは花器でありそれらを組み合わせてインテリアを演出する道具です。(余談でした)
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