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本Blog 「その42」までの長い記事です。
立地の整備から完成までの2年2ヶ月の全てを記しました。完成時私は70才。独りでのチャレンジのため予想を超える困難も有り、ケガもあり、国税局がやって来たりでしたが、得も言えぬ充実感に満ちたものでした。今はこの施設の有効利用(友好利用?)で楽しい日々を送っています。 コンセプトは ・独りで建てる ・ホームセンターで手に入る材料(特殊な材料や工具は使わない) ・運搬は軽自動車のジムニーのみ プロに相談したり教わったりしない。独り良がりな自分の判断だけで全てを実行する。70年生きて来た自分の知識や判断力そしてもの作りへのモチベーションはどんなものか?・・・これを試すワークです。そう私の終活、人生の卒業制作・・・ 立地 我が地面だけは、ガンバッテ灌木も根こそぎ抜いて丸坊主にしました。抜いたのは「野イバラ」「野グミ」「ウルシ」の三種で、その他は残しています。敷地の正面に勝手に生えたエノキがありますが、小屋の完成後10年で巨木になったのには驚きました。地面の廻りは林というか原生林に戻りつつある。道路は一応町道なので年に何回かは除草作業はしているようです。 2019年1月現在の写真 さらに2棟の倉庫(一棟は母屋の陰で見えない)を追加している。 独りで建てる10㎡の小屋 当初、小屋の名称を「nobrin house」としてたが house は大げさ過ぎるので hutte(小屋)に変更した。正式名称「nobrin hutte」です。BARRACKもよいが風でバラケそうなので止めました。(笑)英語ではhutですが、ドイツ語のhutteを使うことにしました。 「柱用バタ材」40本がド〜ンと我が家に・・・ 「バタ材」判りました・・・ コンクリートの型枠が圧力で歪んだり、はらんだりしないように補強に使う安価な木材らしい。寸法もキチンとしてるし、表面もきれい、歪みもない。なのに4.5cm角のタル木と変わらない価格。これに出会えてラッキーでした。 材木のキザミ作業用の「馬」の製作 その日は赤穂の一駅先の坂越駅の近くにある「木琴堂」に行って、予約品の可愛いランプを購入。これまた山小屋向きです。カミサンも小さな鉄鍋とか小物を物色していた。 私の作った馬はこのようにアレンジして道具置き付きにしました。下の支えを丈夫にしたので二歩で上がる踏み台になる。年を取るとひょいと上がるのが結構応えるので建設現場でも活躍すると思います。 シートで厳重に養生をしてますが、切れ目を入れるだけの簡単な作業だが結構なオガクズが出る。我が家は「仕事場」「仮住まい小屋」「母屋」「お袋の離れ」と大工仕事はよく見てるので判るのです。 背割り作業中です。「馬」が低そうに見えますがキザミ作業は腰掛けてじっくり行うことが多いのでこの高さが良いのです。カンナ掛けの時は片方に高い馬を用意するのですが、今回はカンナ作業はほとんどありません。 ホゾ穴開けに奮闘 平屋の小屋なので、当初は柱の組手はカスガイを打って済まそうかと思っていたが、せっかくの体験なのでホゾ穴を開けてキチンと組むことにした。 ノミで掘る前に太目のドリルで複数の穴を開けるまでは気がついたのだが、いざやってみていきなり作業は中断・・・木工ドリルの刃は柱にガッチリ噛み付いて抜けない。貫通してしまえば空回りしながら外せるのだろうが、ホゾなので途中で止めなくてはならない。 誰が教えてくれる訳でもないので、こう言うことはホームセンターの売り場が先生だ。店員に聞いてもはほとんどの店員は何も知らないから、商品を見てこれはひょっとして?と判断するしかないのだが・・・ ホゾの巾と同じ直径3cmのものとボルト穴用(各1.000円以下)を買った。貫通させる場合は普通の螺旋型の方が早い。ホゾを掘るにはこのボアビットを二カ所列べて(重なってもOK)を必要な深さまで開けて、あとはノミで整えれば良い。これなら大分楽に開けられそう。以前に何処かの木工所で四角い穴の開くドリルがあったが、ホームセンターには置いてなかった。バカ高いか、相当需要のない物なのだろう? 補助ハンドルとインパクト機能付き電動ドリル ノーマル・ポジション インパクト・ポジション ボアビットの刃を使う時は、右のインパクト・ポジションを選ばなくてはならない。電動ドリルの左右でボタンの出し入れで選べるようになっている。機種でシステムに違いがあるかも知れない。インパクト・ポジションを選ぶと小刻みにノッキンングしながら軸が回転する仕組みになっている。 やってみると、最初ノーマルで浅く切り込み、その後インパクトで盛大にやるのが良さそう。軽くノーマルで切り込む時は多少位置をずらしたりして調整が効くのです。 ホゾの♂作り 鉛筆で当たりを付けてノコギリとノミで作るのだが、二種類の巾のラインを何度も入れることになる。そこでプラスチックでゲージを作った。何しろこの作業を床を入れれば50本からの柱で行う必要がある。 ノコギリで廻に切り込みを入れ、後はノミでハツって整える。フシがある時はノコが必要なこともある。 ホゾの♂の完成。角を全て面取りしておくと組み立て易い。 今度はホゾの♀作り ボアビット・ドリルで穴を掘る。ノミだけだと大変な作業となる。角穴ドリルがあるともっと楽なのだが・・・ 深さを確認しながら行うが、多少深過ぎても問題ないが浅いのはダメ。 ♀穴完成。♂よりだいぶん手間が掛かる。 やってみると5cmは深い、井戸の底のように思えた。(笑) 「プレファブ」と言うけど、木造建築は皆プレ・ファブリックすなわち別な場所であらかじめ部品を作っておくのだから同じこと。大工さんがコツコツやるか企画化して大型機械でバ〜ッと大量にやるかの違いだけ。 面倒と言えば面倒だが、女の人がセーターを一目づつ編んだり機織り機で布を織ることを思えば大雑把な作業だ。フシがあったりなかったり、木目も色々だから単純な中にも面白さがある。組み上がった快感が待ちどうしい。多分、穴の方向や位置間違いなんてあるんだろうな・・絶対あるワ! キザミ作業用ゲージ プロは同じ作業をすれば同じものが出来上がる。シロウトは同じ作業をしてもその都度違って来る。これを少しでも解消するために現物ゲージを作り、こまめに当てがいながら仕事を進めることにした。 材を繋ぐ 繋ぎ手は複雑な組み木技法もあるが小屋なので簡単に・・・それでも繋ぎには30cmくらいは使ってボルト二本で締める。壁板張りの邪魔になる箇所ではボルトの頭を写真のように埋め込む必要がある。 土台ブロックとの結合ボルト穴 ★ 「その2」に続く ◉ この記事は「エキサイトBlogコンテスト応募」のために再掲載しております。ご了承下さい。
by nobrin-7
| 2018-11-09 10:36
| 手づくり山小屋の建設
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