往年の日本の名車 ISUZU・117クーペの魅力
我が山小屋への道すがら、とある事務所に時折停まっている「ISUZU 117クーペ」それも黒塗り。先日、意を決して撮影をお願いしたら快諾いただきました。強い日差しのない絶好のカメラ日和でした。
ISUZU と言えば今はトラックとかパスですが、過去にはこんな素敵な乗用車も造っていたのです。
調べると、当時の本車体のチーフデザイナーはジョルジェット・ジウジアーロで本体のデザインはカロッツェリア・ギアだとか。4人乗り、エンジン: G180WE型 1,817cc 販売期間 : 1968年12月 - 1981年5月となっている。オーナーさんの説明によると本車体は1977年に叔父さまが新車で購入しその後引き継いだということでした。
ホイールがカッコイイ・・!と思ったらホイールは1979年クロモドラ(イタリア製)のマグネシウムホイールで、70年代のイタリアスーパーカー達の写真に着いていたりするホイールとのこと、流石です!
ご本人の説明によると、車体の構造や当時のメッキの質から随所にサビが出てメンテの繰り返しで美形維持に大変とのこと、ご老体しては美しいと思うのですが・・・
ミラーは前方に付き風取り込みの三角窓が・・・おそらく排ガス規制前の車?かと思われる。車体が思いっきり低くて流れるようなボデーラインが美しい。颯爽と大都市を滑るように駆け抜ける様は車好きの憧れでした。車体の黒はオーナーの好みで塗ったとか。オーナーと技術者の念入りなメンテで今も現役で走っている・・・素晴らしいことです。何しろ手が掛かりすぎるので購入は覚悟の上でとのことですが・・・
わたしは、このバックスタイルにもしびれる!着こなしの良いナイスバデーのタイトスカートの女性がサッと前をよぎって行くような・・・リアーウインドにかぶさるように開くトランクも「あらら・・・」の驚きだった。 古いからイイのではない・・・イイものはいつまでもイイのです。(オーナー様の撮影&Blog掲載の快諾を有り難うございました。)
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デーマは「ウフフ・・写真集」です。日常の中の愉快で不思議な写真を載せています。時々「ボケ川柳」も添えています。nobrinのインスタグラムはこちらから