刀の紐の結び方だが難しそう・・・両端を引くと一気にほどくことが出来ると骨董屋の店主が言っていた。カメラの吊り紐にすると言ったら、「ホ〜、まあ好きにしなはれ・・・」と怪訝そうな顔。
平織りのしっかりした長い紐を探していたが、思わぬところでみつけた。10色ほどあり紺と茶色を選んだ。
組紐を切断すると糸がほつれるので、前もってボンドを塗って乾くのを待つ。ボンドは水溶性なので薄めた方が紐にしみ込み易い。化学繊維の場合は切断してからライターでほつれを焼いて、固まる直前に火傷をしないように指でおさえれば良い。
切断したら、切り口にもう一度ボンドをしみ込ませる。
工具で止め金具を差し込む穴を開ける。
穴にもボンドを塗る。
丸カンを通してから金具で止める。
出来上がり。
やはり、クラシックカメラにはよく似合う。オリジナルストラップは結構簡単なのだ。
過去に作った色んなタイプのストラップ、ロープ状の組紐は和服屋さんで購入、ロープの先をボンドで固めてから金具に挿入し、ビス止めをする。紐の先には大切なカメラがぶら下がる訳だから、慎重な仕事をしないといけない。