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買い物は小さくても、こころ満たされた一日だった。
秋の晴天にめぐまれ、のんびり和やかな雰囲気。今日は女房と二人きりだ。 お互い狙い目が違うので到着するや即、自由行動。2時間後に待ち合わせ。 何故か今日は控えめな買い物を・・・と心に言い聞かせていた。 写真手前左から 「セルロイドのケース」「トンボ色鉛筆のケース」「理容バサミ」「日時計」 写真奥「白い磁器の小瓶」 日時計 骨董市の会場に入って最初の店に、くすんだ木の蓋物がガラスケースに置かれていた。ちょっと気になったので、店主に言って出してもらった。開けてビックリとはこのこと・・・ これは、ずっと欲しかったもの。 スローライフの原点のような時計。まず地球の北極と南極の地場を利用して時計の向きを決める。太陽という星と地球という星の位置関係の動かぬ証拠としての「影」をこの小さな円盤が捉え、目盛り上に「時」として示してくれる。小賢しい仕組みはどこにも無い。あるのは宇宙の原理だけ。Rollexが何するものぞ! クオーツが何だ・・・雨の日は寝て暮らせ、他のほ乳類はみなそうしている。 屁理屈が暴走してまいりました・・・ 私はこれを小さくして腕時計にしたい。金属の蓋が付いていて、パチンと開けて磁石で方位をさぐり、「ああ、もう3時をまわってるんだ。」なんて・・・ 考えただけで「ウフフ・・・」だ。影をつくる金属板の先が折れているように見えるが、倒した時、円に納めるためにカットしてある。実際に使ってみるとなんら問題はない。日時計は方位を北に合わせるだけでなく、水平を保たねば意味が無いのだ。 Y字型の小さな金具が垂直板を固定してくれる。これらの写真はスタジオ撮影のため時を示す影は落ちていないが、日なたでは明瞭に示した。 セルロイドの小さなケース 何を入れるものか? 8cmほどのケース。 先っぽ1/3ばかりのところで口が開く。横からみるとワニのようだ。 ローマ字で「DAIGAKU EYE LOTION」と書かれている。目薬のケースらしい。 このブログページを書いて次の日に、Netで他のブログを覗いていたら、「海での拾い物」を集めている方のブログに、この「大学目薬」の古い瓶が3つばかり並んでいて、その中の一つが先細りの褐色の瓶でサイズ的にもピッタシ・・・「これが入っていたんだ!」余りにもタイミングが良く、小さなハッピーをもらいました。 同じような色とパターンのセルロイド製のケースを過去にも我楽多市で買って、使っている。これで、三役揃い踏みだ。それぞれ別の骨董市だった。 トンボ鉛筆のブリキのケース 以前に100円ショップで見つけて訳も無く買ってしまったが、思わぬ展開になった。 少し長さを切り詰めた。多分、もとは鉛筆自体が6色だったのだろうと思うが、黒もシックではないか・・ 白い磁器の小瓶 白い磁器の瓶、そういえば以前に同じ素材のもっと小さな小瓶があった。並べてみよう。なかなか良い釣り合いだ・・・コルクの栓をした。よく見ると「資生堂」のマークが瓶の裾に入っている。一体何が入れられていたのか?資生堂だから化粧品には違いないと思うが、磁器の瓶と言うだけでは判らない。 それにしても、良く写真に写ったものだ。実際よりはっきりしている。確かに「資生堂」でしょう ?
by nobrin-7
| 2007-10-20 18:23
| 我楽多骨董市
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