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初めてのオークション戦利品<国鉄新幹線の運転手用腕時計>
何のけれんみもないこのデザインにゾクッと来た。「素」のデザインだ。 この腕時計を見ていると駅のホームにある大時計を思い出す。「3番ホーム、列車が入ります。足もとの白線より下がって・・・」が聞こえて来そうではないか。 時針、秒針そして時刻数字の外にある点には夜光塗料が施されており、今もボンヤリ輝きます。 Citizen Homer Second Setting 21 JEWELS シチズンホーマー、秒針付き、21石(歯車の軸受けにルビーが21個使用されている) 手巻き時計だが、大変正確に動いています。 秒針が1秒ずつでなく1/4秒ずつ動くので小刻みかつ滑らか。時計を耳に当てると、クオーツは「カチカチカチ」だが、この時計は「チチチチチチ」、後で紹介する国鉄の懐中時計は「チクタクチクタク」時計は生き物です。 昭和48 腕87 新幹 とある。そして向きを変えて円の中に「一発」と判子のように刻まれている。これが謎・・・「合」なら検品合格、「一発」とは何だ? 後日、無理と思いながらもネットで調べた。 ちゃんと判った。これは円の中に廃棄の「廃」の字、すなわち備品として廃棄したと言う印を打ち込んだ跡だ。打ち込みが不十分だったのか、人手に渡り使われるプロセスで摩耗したのか、廃の广がすり切れてーだけになった。それが縦読みで一発に見えるのだ。大変見づらいが、後で紹介する懐中時計の方にも同じ刻印がある。 こんなどうでも良い些細なことも調べられるインターネットを改めてすごいツールだと実感した。とは言っても、この件に関して懇切丁寧に述べた項目が有ったのではない。別オークションで一覧を見ていたら、国鉄シチズン・ホーマー「廃マーク有り」とか「なし」とか書いてあったのでピンと来た。 ちなみに、大阪駅構内で2,000円で買った国鉄払い下げ懐中時計は、12,000円で売られていた。ちょっと嬉しい気分。 国鉄新幹線は昭和39年(1964)に誕生したが、この時計はそれから9年後のものだ。そしてこの時計が運転手に渡って1年後に国鉄は民営化されJRとなる。 ですから、この時計は正規には1年使われただけで廃品になった。その後人手に渡ったのか、どこかで眠っていたのかは判らない。 今は私が一日一回ネジを巻いて使っており、手にも馴染んで来ました。 生まれて初めて、ネットオークションで競り勝って手にした「記念の時計」となりました。 国鉄が民営化した直後、大阪駅構内で国鉄時代のグッズがファンの為に売りに出された。ラッキーにも、たまたま通りかかった私は今回の腕時計よりもさらに古い懐中時計を手に入れた。このBlogのカテゴリー「国鉄の懐中時計」にも出しましたが、これがその写真です。 この懐中時計はSEIKO製ですが今回の腕時計はシチズン。税金での購入だったので業者が偏らないようにとの配慮だろうか? 新旧の国鉄時代の運転手用時計が揃いました。いずれも元気に動いています。私にとってこの、動いていると言うことは大変重要なことなのです。
by nobrin-7
| 2008-03-02 13:28
| ちょい古時計
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Comments(2)
私も同じような時計を以前アメ横で買いました。表面は同じだと思うのですが、裏面には「昭和44年」「1753」「国鉄」とあります。今回故障したため修理したところ12,600円もかかってしまいました。
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Commented
by
nobrin
at 2009-10-25 20:27
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古い物と付き合うと言うことは、とにかく何かを直している。自分でやるにしろプロに頼むにしろ。
今はカメラ四台が修理中。内一台は塗装のやり直しで機能に関 係のない箇所の修理です。この前は学生時代(40年以上前)に使っていたシチズンの腕時計のガラスを入れ替えた。 そう、大して高価なものでもないのに・・・その時は何故かひたすら直したい一心に憑かれるのです。後で冷静になってソロバンはじくと「バカやってるナ〜」って思うんですけど。
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